Healthy Recipe 薬膳粥
栄養価たっぷりの食材と電解水素水のスープで、
体も心もぽっかぽかになる一品です。

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エネルギー・塩分
エネルギー 568kcal (1人分)
塩分 2.7g (1人分)作り方
1米は洗って、ざるにあげて30分おく。
2鶏肉、魚のあらはざるに広げて塩をふり、5分おく。
3しょうが、にんにくはみじん切りにする。
4鍋にたっぷりの熱湯(分量外)を用意して、(2)を加える。ひと煮立ちしたら流水にとり、骨の断面からにじみ出る血の塊、血合いやうろこをきれいにとりのぞきながら、水がすきとおってくるまできれいに洗う。
5鍋に水、酒を入れて中火で熱し、沸騰したら(4)を加えてひと煮立ちさせる。ていねいにあくと余分な脂をとる。米、むき栗、ナツメ、しょうが、にんにくを加え、弱火にし、米が踊る程度の火加減でときどき焦げないようにそっと混ぜながら45~50分煮る。(米が沈んだ状態だと焦げ付く。混ぜすぎると粘りけが出るので、混ぜるときは木べらで鍋底からそっと混ぜる)
6塩、ごま油、こしょうで調味する。
7好みで香菜、くこの実を散らす。
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材料(2人分)
米 1/2合 鶏骨付きぶつ切り 200g 魚のあら
(鯛、ぶりなど)200g <下味調味料>
塩 小さじ1/2 酒 大さじ1 <スープ>
にんにく 1かけ しょうが 1かけ 水 3カップ 酒 大さじ1 むき栗 6個 ナツメ 4個 塩 小さじ1/2 ごま油 大さじ1 こしょう 少々 香菜、くこの実 各適宜
Point
- ・韓国風の薬膳粥。ナツメ、栗、にんにく、しょうがなどを加えて、滋養とうまみのあるおかゆに仕立てます。食べているうちに体がぽかぽか、胃腸もすっきり。おかゆの米と煮汁には、コラーゲンがたっぷりとしみだした栄養価の高い一品です。

料理研究家・管理栄養士 村田裕子先生
レシピ制作・監修
日本女子大学で料理と栄養学を学び、卒業後、出版社に勤務。ファッション誌や料理本などの編集者を経て、国内外での料理修業を積み、料理研究家に転向。ヘルシーで、作りやすい家庭料理が評判を呼び、現在では食品会社のコンサルティング、商品や店舗の開発のフードコーディネイター、調理師学校の非常勤講師等々、幅広く活躍中。『作りおきできるおかず』(角川SSコミュニケーションズ)、『らくらく!かんたん!電子レンジの決定版おかず』(学研)、『おいしいから毎日食べたいお酢料理』(講談社)など、著書多数。