「勲章料理人」インタビュー大田 忠道さん
カラダにいいだけでなく、料理にも大活躍する電解水素水。
二十年来のトリムユーザーであり、「勲章料理人」などの呼び名をもつ
和食界の巨匠・大田忠道さんに「和食と水」の関係や
電解水素水の魅力について語っていただきました。
電解水素水整水器「トリムイオン」を
導入されたきっかけは何ですか?
二十数年前、日本トリムの電解水素水を飲んでみて"これ、おいしいな"と思ったのが導入のきっかけ。当時は、まだそこまで水にこだわる人はいませんでした。誰もが「水はお金を出してまで買うものじゃない」と思っていた時代ですから導入時期は早かったですね。
当時の宿では、水の力を活かした料理も出していました。例えば、青芽を水で炊いたり、色、食感、香りを大切にした食材をそのままいただくようなシンプルな料理です。健康志向が高まる中、お客さんにはものすごく喜んでいただいて、使っている水を持って帰りたいという人も多かったんです。水の力って大きいんやなと思いますね。
「和食」が2013年にユネスコ無形文化遺産に
登録されましたが、和食にとって水とは?
和食は繊細な味の世界。どうやってきき分けるかといえば、最後は自分の舌。経験によってだんだん舌が磨かれて行く。磨かれれば磨かれるほど、基本の水に帰っていくということなんです。
最終的には、和食は「水と魚と野菜」ですね。水がきれいだったら野菜もおいしい、魚もおいしい。それさえあれば、そこにしょうゆ、酢、本当にちょっとした調味料だけでも満足できます。極力、素材のうまみで食べる。新鮮な食材の持っている味、魅力をいかに引き出すか、それが和食の真髄です。やっぱり何だかんだ言っても水が一番大切ですね。
どのような場面で「水の違い」を
感じられますか?
和食の肝になるのが出汁ですが、出汁は水が決め手。いりこ、昆布、かつおぶしを適当に一つまみずつ電解水素水に入れてつけておけば、ものすごくおいしい出汁が出ます。何にでも使えるから『万能出汁』と呼んでます。
野菜も、家庭なら白菜を1玉も買ったら多いと思いますが、それを半分に割って電解水素水で洗い、きれいに水を切ってラップにくるんでおけばそれでよし。そうして鮮度を保った素材を万能出汁で炊く、それだけでいいと思います。昔の日本料理は、調味料の種類も少なかった。それぐらい素材の味を楽しむのが和食で、水さえよければごちゃごちゃ味付けせずに、鮮度がいいものをシンプルに食べたほうがいい。
料理以外の電解水素水の
使い方があれば教えてください。
お客さんに飲んでいただくためにお部屋に置いたり、風呂上がりに飲んでもらうように電解水素水を置いたりしています。私自身も飲んでいますが、焼酎などをこの水で割ると残らないですし、お酒もなめらかになる。普通の水で割ったのと飲み比べてみると、かなりまろやかになりますね。
もし日本トリムの電解水素水がなかったら、
どうなっていたと思いますか?
やっぱり水を追求していただろうと思いますね。そういう意味では、電解水素水はこだわった上で納得できた水。当時、天然水を採水したものや浄水器を通したものなど一斉に色々な水が発売されたんですけど、私の舌に一番合ったのが日本トリムの電解水素水でした。浄水というのもありますが、この水は浄水とは違う電解水素水。その差が大きかったんだと思います。
※文中の効果はあくまでもお客様個人のご感想です。
※インタビューは2013年12月時点の内容です。
勲章料理人流!
『万能出汁』のつくりかた
いりこ、昆布、かつおぶしを適当に一つまみずつ電解水素水に入れてつけておけば、ものすごく おいしい出汁が出ます。濃かったら水で伸ばせばいいですし、薄ければ味噌を溶いて味噌汁にしたり、醤油で味を調えて吸い物にすればいいですよ。
万能出汁を使って
シンプルな和食を
作ろう!
●白菜とベーコンスープの煮びたし(中央)
白菜をメインに、人参などの野菜をベーコンで炊き合わせた一品。味付けは出汁にしょうゆとみりん、ベーコンから出る塩だけ。自然な甘みを感じる白菜は、しゃきしゃき感もたっぷり。
●ブリとごぼうと野菜の煮びたし(手前)
ブリをごぼう、しめじ、白菜、ほうれん草などの野菜と一緒に。出汁にしょうゆ、みりんを加えて炊き合わせる。それぞれの素材の食感、香り、うまみを残しながら、芯までやさしい味が染みる。
勲章料理人の
電解水素水活用術!
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お米を研ぐ
・炊くお米の膨らみと甘みが全然違う。ふっくら、もちもちと炊きあがり、米本来の甘みが増し、洗った米を浸しておく時にも電解水素水を使っています。
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野菜を
ゆでる野菜を湯がいて色出しすると鮮やかさが違います。緑だったらキチンと緑の色が出ます。
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煮る・炊く
素材の食感を残したまま芯まで味がつきます。アク抜きもアクの強い野菜を炊くと、普通の水と比べてアクの出方の違いがよくわかりますよ。
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魚を洗う
魚をさばいて内臓をおろすとき、電解水素水の氷水で洗って水気を拭けば締まりがよくなり”ぷりっ”とした歯ごたえになります。
大田 忠道(おおた ただみち)
1945年、兵庫県西宮市に生まれる。23歳で有馬グランドホテルの副料理長に就任。有馬グランドホテル中の坊瑞苑の総料理長を経て、2002年に料理旅館「四季の彩・旅篭」を立ち上げる。兵庫県日本調理技能士会会長。百万一心味全国天地の会会長。1998年、「ひょうごの匠」認定。2001年、「神戸マイスター」認定。長年日本料理の料理人として、数々の要職を歴任しながら多くの弟子たちを育て上げた功績が認められ、2004年に「黄綬褒章」、2012年に「瑞宝単光章」を受章。
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