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日本トリム 電解水素水と暮らしのウェブサイト トリムタウン

Ochakai Lesson “Raiy(れい)”主宰

紅茶のプロに聞く、
電解水素水で淹れる
紅茶の楽しみ方

ティーインストラクターの鎌田さんに電解水素水整水器をお試しいただき、美味しい紅茶の淹れ方や水の選び方、電解水素水と相性の良い茶葉についてお話をお聞きしました。

日本紅茶協会認定ティーインストラクター鎌田 玲さん

11月1日は「紅茶の日」

「紅茶の日」の由来は、江戸時代後期に海難事故からロシアに漂着した伊勢の船主、大黒屋光太夫(だいこくや こうだゆう)ほか2名が、1791年の11月に女帝エカテリーナ2世に接見する機会に恵まれ、お茶会に招かれたことから、日本人で初めて外国の正式なお茶会で紅茶を飲んだ人物として、日本紅茶協会が1983年に11月1日を「紅茶の日」と定めました。

ティータイムを通してたくさんの人と笑い合い、
その先に新しいコミュニケーションが始まって欲しい

紅茶はコミュニケーションツールの一つだと思います。紅茶を飲むことで会話が弾んだり、茶器を愛でたり、「良い香りだね」「美味しいね」と共感したり。
お茶を飲むという行為だけでなく、空間や時間を含め全てを楽しむことができるのが紅茶の魅力だと思っています。
紅茶は淹れるのが難しいと敬遠されがちですが「今日は美味しいパン買ってきたからこの紅茶を淹れようかな」という風に、もっと日常茶として気軽に自由に楽しんでもらいたいと思っています。

美味しい紅茶の淹れ方「沸騰直後の熱湯で淹れる」

紅茶は産地で味や香りが驚くほど異なるため、レッスンやイベントではそれぞれの茶葉の特徴を踏まえ、茶葉の本来の味を最大限引き出せる淹れ方のポイントをお伝えしています。
一般的には、ティーポットに熱湯を注ぐ際の対流で発生する「ジャンピング」と呼ばれる茶葉の動きをスムーズにするため、ポットの形は丸みを帯びたものがおすすめとされています。
ジャンピングの観点からもう一つお伝えしたいことは、沸騰直後の熱湯を使うということです。未沸騰のお湯や逆に長時間沸騰し続けてしまったお湯は空気が抜けてしまい、お湯を淹れた瞬間に茶葉が浮いてしまったり、すぐ沈んでしまったりと、ジャンピングに差が出てきます。

蒸らし時間は基本的には2分半から3分ぐらいが目安ですが、茶葉のサイズや飲み方によって変わってくるので、茶葉の形状を確認してみてください。
サラサラとした細かい茶葉や「CTC」と呼ばれる小さくて丸い茶葉はすぐに味が出るので、蒸らす時間は短くなります。大きな茶葉がよれた状態になっているものは長めに蒸しましょう。
飲み方もストレートで飲むか、ミルクで飲むかで蒸らし時間は異なります。日本のミルクはコクが強いので、ミルクティーの場合はミルク負けしないよう、しっかりと4〜5分蒸すこともあります。

軟水か硬水か。それぞれに魅力があります

紅茶を淹れる水に関して質問されることが多いのですが、私は「日本で生活していて日本の食生活をしているのであれば、一番紅茶が美味しいと感じるのは日本の水(軟水)」だと思っていて、その様にお伝えしています。
古くから紅茶が文化として深く根付いているイギリスなどは硬水の地域が多く、硬水で紅茶を淹れてみると色がかなり黒く出るのですが、見た目に反して渋みが少ない味わいになります。
そのためイギリスでは、ポットにティーバッグを淹れっぱなしで飲むスタイルが日常ですが、日本の軟水で同じことをすると、時間の経過とともに渋みが増していくため取り出す必要があるなど、水によって味わいやスタイルが全く違ってくるのです。

電解水素水で作る「水出しアイスティー」は時短になるほか、香りと味わいにも違いが

今回日本トリムの電解水素水整水器を使い、いろいろな茶葉や淹れ方を試したところ、電解水素水で淹れると、茶葉の持っている風味を引き出し、それぞれの個性を楽しむことができると感じました。
特に茶葉を水に浸しておくだけできる「水出しアイスティー」は、通常の水を使用したものと比較し、時間、香り、味わいの点から違いが顕著に出た様に感じました。
普通の水で水出しアイスティーを作ると、出来上がるまでに8時間程度かかりますが、電解水素水は入れた瞬間に色が変わり始め、3時間程で味が出ていたので、電解水素水で水出しアイスティーを作る際は、時間は通常の半分程、茶葉の量も2/3程で良いと思います。
香りも電解水素水の方がよく出ましたので、フレーバーティーをアイスで楽しみたい時には、電解水素水がおすすめです。
また水出しアイスティーは、渋み成分のタンニンが出ないため、あっさりとして飲みやすい反面、紅茶を飲み慣れている方には「軽すぎる」と感じられることもあるのですが、電解水素水で淹れると味もしっかり出るので、いつも水出しアイスティーが軽すぎると感じられる方にもおすすめできると思いましたね。

電解レベル3でホットティーを淹れると、
全員が味の違いに気付きました

電解水素水でホットティーを淹れると、すごく味がクリアになると感じました。
例えば、スリランカのウバという茶葉はメンソールのようなスッとした香りが特徴なのですが、それがダイレクトにキリッと出ますし、中国のキームンのスモーキーな香りもより一層増した様に感じました。
私は毎週水曜日に北参道でティースタンドを営業しているので、お客様に飲み比べてもらったところ、どちらを電解水素水で淹れたかは言わなかったのですが、皆さん電解水素水で淹れた紅茶の方が「味がしっかりしている」とおっしゃっていました。
また、紅茶は冷めると渋みが感じられるものですが、電解水素水でいれた紅茶は冷めても渋みが弱く飲みやすい様にも思います。

Profile

鎌田 玲(かまた れい)

日本紅茶協会認定ティーインストラクター。
幼い頃から"食"に興味があり、学生時代に「好き」を掘り下げたところ、紅茶に辿り着く。紅茶専門店でのアルバイトを経て、紅茶の奧深さに惹かれてゆき、大学卒業後に日本紅茶協会認定ティーインストラクター取得。その後、勤務の紅茶メーカーにて紅茶教室や販売促進を担当し、紅茶の楽しみ方をもっと幅広く伝えてゆきたいと、フリーでの活動をスタート。紅茶をもっと気軽に、日常に楽しんで頂けるよう、紅茶の色々な楽しみ方をレッスンやイベントで伝えている。2021年11月より、毎週水曜日に北参道の「Tea Press」にてティースタンドを営業している。

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